今は何かと世知辛い世の中
結婚を控えているとなると、入るお金よりも出ていくお金の方が多くなりがちです。1円でも抑えておきたいと考えるのは、当然のことでしょう。しかしあまりにも激安なものばかり選んでしまうと「とんでもないことになるのでは?」という、不安もあるでしょう。
激安な物は、探せば幾らでもあります。ところが品質は散々なもので、使い物になりません。日用品であればまだ何とか我慢できるでしょうが、結婚指輪となると話は別。人によっては販売店に殴り込みをかけたくなるほどの、衝動に駆られるかと思われます。
ポイントは使用されている素材
結婚指輪のクオリティを見極めるのは、とても難しい事。しかし不可能ではありません。ポイントとなるのが、使用されている素材です。値段が安く高品質のものを狙うのなら、おすすめはpt900〜pt800あたりでしょう。
高級ブランドが扱っている結婚指輪の素材は、pt950と呼ばれるものになります。純度95%のプラチナです。純度95%のプラチナは大変美しく、見るだけでも惚れ惚れするほど。しかし美しい素材だからこそ、儚げなさもあるというもの。耐久性に乏しく、ほんの些細な衝撃で傷つく場合もあるのです。そこでpt900〜pt800の素材。要は純度90%〜80%のプラチナです。
おすすめはpt900〜pt800の素材
プラチナの純度が低くなるため、pt950と比べると輝きはイマイチ。ただパッ見、ほとんど変わりありません。相当な目利きの人ではない限り、見破るのは相当に難しいことと思われます。
ただ耐久性はpt950以上。相当乱暴に扱わない限り、傷むこともありません。もちろん値段も安く、扱っている店によっては10万円未満で購入できる可能性もあります。
お店の形態に要注意!
お店の形態そのものも要チェックです。所謂「質の悪い結婚指輪」を扱っているのは、業務形態がハッキリしていません。ネットだけで運営している店も、注意が必要です。全てのブランドに当てはまるわけではなく、中には質の高い指輪を扱っている所もあります。
しかしながら「ネットだけの運営」ということは、実質的に「実態が無い」ということになります。全て疑ってかかるのは良くないことですが、一応はご注意ください。