サイズ直しは原則可能ですが・・・
結婚指輪のサイズが合わなくなったら、サイズ直しができます。購入した店に持ち込めば、対応してくれるでしょう。
ただし、全ての結婚指輪がサイズ直しに対応しているとは限りません。場合によっては、断られることもあるのです。到底納得のいかない話になりますが、理由があるのです。
緻密なデザインの結婚指輪
サイズ直しができない結婚指輪の代表格は、緻密なデザインでしょう。アーム表面に施された緻密なデザインは、見るだけでもうっとりするほどの美しさです。美しいデザインが施されているからこそ、サイズ直しは難しくなります。なぜなら、再現が出来ないからです。
そもそもサイズ直しは、指輪のアームを切断して伸ばすやり方が取られます。小さくする場合は、切断した部分を接合しておこないます。すると指輪表面の模様にズレが生じ、緻密なデザインは崩れてしまいます。一度崩れたデザインを元に戻すのは、実質不可能です。
特殊なデザインが施された結婚指輪
特殊な素材で作られた結婚指輪も、サイズ直しが難しくなります。指輪のサイズを大きくする際に、指輪と同じ素材の金属を付け足していきます。プラチナやゴールドなら、どこの業者でも対応しているかと思います。シルバーも、サイズ直しに対応してくれるでしょう。
しかし他の素材に関しては、かなり厳しいかと存じます。最近何かと注目されている、レアメタルの結婚指輪。金属アレルギーのリスクも少なく、人気は高まりつつあります。でもサイズ直しとなると、相当に難しいとしか言えません。
サイズ直しを断られたら?
サイズ直しができない結婚指輪だからとはいえ、全く使えなくなるわけではございません。指輪にチェーンを通して、リングネックレスとして使うのもありです。また指輪を「リフォーム」という形で、作り直すことも出来ます。新しく作り直すので、心機一転の気持ちで臨めるでしょう。
サイズ直しを断られるのは、夫婦の絆が壊れるほどの衝撃を受けるでしょう。でもやり方によっては、指輪が使えるようになるのです。諦めることなく、前を向いて進んでいって下さい。