手作り結婚指輪とオーダーメイド

オリジナルの手作り結婚指輪は自分たちで作らなくてもオーダーメイドでも作れます。
ある店舗の例からオーダーメイドの手順をご紹介します。

まず、代表的デザインの写真をご覧いただき、お二人のお好きな指輪を選んで頂きます。
次に指輪の現品見本を指に着けはめ心地を含め体験して頂きます。
写真のイメージだけではなく、実際に身に着けて良し悪しを判断して絞っていきます。
お好みのイメージが絞れてきたら、デザイン画を描いてお客様の持つイメージを2次元化し、ご要望を確認していきます。

基本のデザインが決まったら、細部の確認に進んでいきます。
素材や色、表面加工、レーザー刻印などいろいろなことを選んで頂き、決定していきます。
お二人だけの個性はこの作業でも大いに表現が可能です。

成約しましたら入籍指輪をご注文の方のみ基本デザイン部分をシルバーで3次元化いたします。
この入籍指輪を実際に1週間ほどご自宅や職場で試して頂き、フィット感サイズ感、着け心地を確認して頂きます。
入籍指輪でご納得いくまで確認して頂いた後、本番の結婚指輪の製造を開始いたします。

一生涯に一度の大切な結婚指輪です。
実際に購入した後、「イメージと違っていた」「長く着けているとはめ心地が悪い」「指が痛くなった」「何か違和感がする」等、感じる方が多くいらっしゃいます。
そのような方が出ない様、100%納得のいく形で結婚指輪を作る前に十分な時間を設け、ご希望をしっかり充分とお聞きして作りあげるビスポークスタイルで製造いたします。

以上のとおり、オーダーメイドの結婚指輪も手作り結婚指輪と同じようにスタッフや職人と十分に打ち合わせをして製造していることがわかります。
デザインもご本人の希望が珍しいものなら、手作り結婚指輪同様、世界に一つだけのお二人の指輪になることでしょう。
手作り結婚指輪とオーダーメイドではその名の通り、カップルやご夫婦が手作りをするかしないかという点のみで違いが出てきます。
それは単に二人で制作したという事実のみならず、その時間や体験の貴重な思い出が残るという点でも違ってきます。
手作り結婚指輪はこの点において、昨今のブライダルシーンにかかせないものになりつつあるのかもしれません。